犯罪被害者になった私
数ヶ月前、私が通勤で使用していた原付が盗まれました。
仕事から帰ってきていつも止めている駐輪場に行くと、原付が置いてあったはずの場所に壊された鍵の部品だけが転がっていました。「嘘だろ~・・・。」という脱力感と怒りが同時に湧きました。翌日、警察に盗難届けを出しました。現場検証に立ち会ったり数枚の書類にサインをしたり、結構メンドーなものでした。
通勤の足として毎日使うものですから仕方なく新しい原付を購入しましたが、購入してすぐに警察から連絡があり、盗まれた原付が見つかったというのです。鍵も壊されてるし、新しい原付も購入してしまいましたから、既に無用のものです。それでも引き取らなければならず、仕方なく警察署に取りに行きました。ガソリンが無くなって乗り捨てられたようで、鍵や各部が壊されヘルメットなども無くなっていました。ヘルメットを入れておくスペースに犯人のものと思われる忘れ物が入っていたので、それから指紋採取をするということでした。
そして数週間前、犯人が捕まったと警察から連絡が来ました。犯人は未成年でした。盗難の他にもかなりの余罪があるとのことでした。私はすぐにでも被害弁済をしてほしいのですが、家庭裁判所の審判が終わるまで待ってくれと言われ、今はそれを待っている状態です。
たかがバイクの盗難ですが、加害者として刑に服した私が犯罪被害者になったのです。そして、ふと考えました。前科者の私がその犯人を責める権利があるのだろうかと。それとこれとは別だとも思いますが、私のような人間が・・・と思ってしまいます。逆の立場になってみて初めてわかったこともあり、再度反省しました。
犯人が未成年なので被害弁済については親と話をすることになると思いますが、果たしてまともに話ができる親かどうか、それが心配です。
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