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2009年1月

緊張するとき

 先週、仕事先に向かう途中で府中刑務所の横と東京拘置所の横を通りました。

府中刑務所はB級(再犯者)で、日本一収監者数が多いそうです。北島三郎氏が慰問に訪れることでも有名です。黒羽のような田舎とは違い、東京の普通の町中にありました。

東京拘置所は控訴審の為に私自身が入っていたところです。私が入る前から現在でも麻原彰晃がいるところでもあり、当時は宮崎勤元死刑囚もいて、「俺は今、とんでもないところにいるんだな」と思ったりしました。

横を通るとき、同行していた会社の人から刑務所関係の話をされたら嫌だなーと思っていました。また白々しく嘘をついたり知らないフリをしなければならないことが嫌だったからです。幸い、そういった話にはなりませんでしたが、内心はとても緊張していました。

そうしょっちゅうあるわけではありませんが、普段から犯罪や裁判、刑務所がらみの話が出るとやっぱり緊張します。

こういう思いも一生背負っていかなければならないと思うと少々気が重くなります。でも誰が悪いわけではない、私自身が背負ってしまったものです。良い意味で開き直っていけたらと思います。

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堅い洗濯物

 刑務所生活で使用していいタオルは、基本1本だけです。その1本で顔を拭き、風呂で体洗いに使い、汗を拭い、手を拭きます。

冬場はなかなか乾かず、風呂に入った翌日の朝にはまだ湿っています。石鹸でしか洗えない為、乾くとバリッというほど堅くて乾燥肌の私には痛いくらいでした。

下着や普段着ている服、パジャマや靴下は洗濯工場で洗います。市販の柔らかく仕上がる洗剤は使わず乾燥機にかけるので、洗い上がりはやっぱり堅くなります。一度に大量に乾燥機に入れる為、ちゃんと乾かないまま返ってくることもよくあります。その下着を身に着けなくてはならないときは、非常に気持ち悪かったです。

柔らかく乾いた洗濯物に触って、そんなことをふと思い出しました。

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2009年、一発目です

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

仕事初めからまだ3日ですがメチャメチャ忙しいです。毎日疲れていますが、まあ悪いことではないと思っています。

前にもお話しましたが、正月休みに友人達と会いました。みんな私の事件のことは知りません。「誰に聞いても連絡がつかないから、まさか死んじゃったんじゃないかと思った」などと言われました。やっぱり嘘をつくことに罪悪感はありましたが、もう会うこともないと思っていた友人達と再び楽しく会えたことを素直に喜びました。本当に数年ぶりにバカ騒ぎが出来ました。学生時代の友達っていいものですね。

さて、年明けの刑務所生活は休み中の豪華な生活から再び通常に戻り、お菓子も出ないし食事も普通に戻るので少々物足りない気分になります。今頃の楽しみは、成人の日に出るお菓子でしょう。今度の金曜日は第2金曜で教育的処遇日なので、黒羽の受刑者は4連休です。ちょっと「いいなぁ・・・」などと思ってしまいます。

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